車庫らく

準防火地域だからこそ生まれたこの形

準防火地域だからこそ生まれたこの形
準防火地域だからこそ生まれたこの形

カーポートの設置において、防火対策というものがあります。

隣地境界線からの距離によって、防火塀や、アルミフェンスの設置が必要となります。

その為、コストが余計にかかってしまうのですが、ここでは折板1枚分(3山)ズラした位置から屋根をスタートさせることで隣地境界線からの距離が取れ、防火塀が不要となっています。

(地域によって特定行政庁の判断が違う可能性があります。)

また、前側の梁を延長させるオプションで柱~柱までの距離を広げることができ、夜間の駐車でも柱にぶつけるリスクが軽減されます。

このような特殊な屋根形状であっても、柱の位置を規格通りに配置すれば、確認申請は問題なく通ります。法規制を正しく理解し、それに適合した設計を行うことが重要になります。