
今回はこの鉄骨カーポートと納屋の間のスペースにカーポートを建てたいというご依頼を頂きました。駐車スペースとしては鉄骨カーポートでこと足りるのですが、雪かきがとても大変で屋根が欲しいというお悩みでした。

柱を立てる位置をこの雨水枡に合わせて計画し、カーポート屋根の雨水をここに繋げる設計としました。

また、鉄骨カーポートとの間をできるだけ縮め、高さも屋根の上端が揃うように配置しました。

雨水枡の柱の基礎を偏心させた納まりにしているのですが、あえて他の2ヶ所も偏心させた納まりにして、基礎のラインが揃うように計算しました。
普通の2台用カーポートでも建てる場所によって緻密な計算が必要となります。
現地で何度もチョークで柱の位置をシュミレーションしたかいがありました。